壁面潤滑力は、壁に沿って動く気泡を壁から遠ざける力である。壁のごく近くでは、気泡と壁のあいだの液膜が気泡を内側へ押し戻す。この力を入れると、ボイド率のピークが壁面から少し離れた位置に現れる。実験で見られる壁近傍のボイド率分布に合わせるときに使う。
力は壁からの距離が小さいほど強く、気泡径に対して壁が遠いところでは働かない。界面抗力や界面揚力が作った分布に対する補正であり、気泡の上昇速度を決める主たる力ではない。計算に入れるかどうかは選べる。