流体解析ソフトウェア
Advance/FrontFlow/red
ドリフトフラックスモデルは、気体と液体の速度差を、二つの運動量の式をそれぞれ解く代わりに相関式で与えるモデルである。混合流体の運動量は解き、気泡が液体よりどれだけ速く上昇するかはドリフト速度として右辺に足す。ドリフト速度を 0 にしたものが、両相の速度を同じにする均質流モデルである。
配管内の固気液三相流では、固体と気液の混合流体を二流体モデルの二つの相とし、混合流体の中の気液の速度差にこのモデルを使う。固体と混合流体の速度差は、粒子の抗力で解く。
ドリフト速度の相関は流動様式で違う。気泡流では表面張力と密度差から作り、スラグ流では配管の径を使う。分布パラメータは、管断面のボイド率分布が平均速度に与える効果である。空間を分けて解く計算では、その分布がメッシュ上に現れるため、分布パラメータの初期値は 1 とする。