Euler–Lagrangeモデル (離散相モデル)
おいらーらぐらんじゅもでる(りさんそうもでる)

説明

Euler–Lagrangeモデルは、主流体(連続相)をオイラー的に計算し、分散した第二相(粒子、液滴、気泡など)をラグランジュ追跡する手法である。連続相は Navier–Stokes 方程式を解き、離散相は個々の粒子軌道をニュートン運動方程式\[\mathrm{d}\mathbf{v}/\mathrm{d}t = \mathbf{F}_{\mathrm{drag}} + \mathbf{F}_{\mathrm{gravity}} + \cdots\]を統合して追跡する(粒子追跡法)。この際、連続相と離散相の間で運動量・エネルギー・質量の授受(連成)がモデル化される。例えば燃焼スプレーでは液滴蒸発モデルや二次粒子生成モデルが組み込まれる。Euler–Lagrange法は粒子個別挙動の解析に優れるが、粒子数が極めて多い場合は計算負荷が大きくなるため、密度が高い場合には Euler–Euler モデルへの切替も検討される。

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