非凝縮性気体は、その計算で追っている液体には戻らない気相の成分である。水と空気の計算では空気がこれに当たる。壁面凝縮では不凝縮性気体とも呼ぶ。蒸気が液体になったあとも空気は気相に残り、残った蒸気を薄める。
冷たい壁や液滴の表面では、凝縮のあと表面近くに空気が残り、蒸気はその層を拡散して表面に届く。空気が混ざった蒸気の壁面凝縮では、この拡散が熱伝達の大きさを決める。凝縮性気体の質量分率と合わせ、二つの割合の和が 1 になるように扱う。