化学種保存方程式
かがくしゅほぞんほうていしき

説明

化学種保存方程式は、混合気体中の各化学種の質量または濃度の変化を表す輸送方程式である。各成分\(i\)について質量分率\(Y_i [無次元]\)を用いると、その保存方程式は\[\frac{\partial(\rho Y_i)}{\partial t} + \nabla\cdot\left(\rho u Y_i\right)=\nabla\cdot\left(\rho D_i \nabla Y_i\right)+\dot{\omega}_i\]と書ける。左辺は化学種の移流と蓄積、右辺は分子拡散による広がり(\(D_i [\mathrm{m}^2/\mathrm{s}]\)は種\(i\)の拡散係数)と化学反応などによる生成・消滅項\(\dot{\omega}_i [\mathrm{kg}/(\mathrm{m}^3\cdot\mathrm{s})]\)である。この方程式により、燃焼計算では燃料や生成物など各種の時間空間分布を予測できる。

関連用語