ブロック構造格子
ぶろっくこうぞうこうし
説明
解析領域全体を複数のブロック(領域)に分割し、各ブロック内では構造格子を生成する手法である。マルチブロック格子とも呼ばれる。各ブロックは独立した構造格子を持つため、ブロックごとに異なる格子解像度や座標系を設定できる。これにより、単一の構造格子では対応できない複雑な形状に対しても、構造格子の利点を活かしながら格子を生成することが可能になる。ブロック間の接続は、境界面の格子点を一致させる方法(適合格子)と、一致させずに補間によって情報をやり取りする方法(不適合格子、オーバーセット格子に類似)がある。